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カート・ヴォネガット・ジュニア

猫のゆりかご

猫のゆりかご
人気ランキング: 14077位
定価: ¥ 630
販売元: 早川書房
発売日: 1979-07
価格 商品名
¥ 630
猫のゆりかご
オススメ度 足の裏と裏を合わせてー
全体を見るとシリアスな社会派小説なんだろうけれども、ボコノンの教えが、その堅苦しさを良い具合に中和している。何を訴えているのかということが明確な作品で、ボコノンの教えは、生物がどこに救いを求めるのかを私に考えさせてくれました。
オススメ度 一言で言うとヘンテコな小説
原爆を発明した科学者に関する本を書こうとしていた主人公ジョーナは、その科学者の関係者を訪ねるうちにカリブ海に浮かぶ架空の島国サン・ロレンゾを赴くことになり、なぜかそこの大統領に任命され、最後には科学者の子供たちが隠し持っていた水を凍らせてしまう物質アイス・ナインによって人類が滅亡してしまうというヘンテコな話。裏に隠されたテーマを考えると深遠な小説なのでしょうが、変人ばかりの登場人物たちの言動に笑わされたり戸惑わされたりするうちにあっという間に読み終わってしまいます。
サン・ロレンゾに伝わるボコノン教というインチキ宗教が、全ての宗教をあざ笑っているようでとてもユニークです。キリスト教徒が多数を占めるアメリカでよくこんな本の発売が許されたものだと感心してしまいます。結局この本が言いたかったのは、全ての既成概念が無価値であること、そして人生あるいは世界というものも無価値であるということなのでしょうね。
オススメ度 SFは訳が難しいのでしょうか
訳が少し重いように感じました。
登場人物の雰囲気は原書と訳本とでかなり印象が変わります。
ボコノン教も日本語で読むとちょっと。。。
個人的な好みの問題かもしれませんが、この本は可能ならば原書で読んだ方が良いかもしれません。
オススメ度 ヴォネガット流「世界の終わり」を体験しよう!
これは愛すべき人々が集まる世界の終わりの物語。
ヴォネガット一流のユーモアと真実をついた「ボコノン教」なる宗教が、この小説に深みを与えています。
思わず紙にメモしてトイレの壁に貼りたくなるような名言の数々。愛しきヴォネガットワールドをぜひみなさんにも味わっていただきたい。
オススメ度 シンクロニシティー
 この本は友達から知りました。この本に出てくるアイス9、要するに水を凍りに変えてしまう水?シェルドレイクをご存知の方ならあっさりこの作品の要は理解できます。ヴォネガットの非凡なところは人物設定。読んでいない人に悪いですがモナという女性の描写が魅力的。もちろん主人公の性格なども面白いです、けれどあっさりモナにいかれてしまう、この辺は現実ではこうならない場合が多いと思う私としては安直過ぎる展開かとも思いますが、文章がコンパクトで読みやすくSFに興味のない方にもお勧め。とにかく大傑作だと思います。再読にも耐えますよ、とことん!

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